観光地としても人気の高い岐阜県・飛騨高山の郷土料理「朴葉みそ」をご存知ですか?ごはんのお供として飛騨地域では昔から人々に愛されてきた伝統的な料理です。この朴葉みそとごはんの組み合わせは史上最強と言っていいほどよく合い、その美味しさは、ごはんを無限にお代わりできてしまうほど。そんな朴葉みそをご紹介します。
・朴葉みそとは?
朴葉みそとは、お味噌に薬味や山菜を混ぜ朴の葉っぱの上で焼いたものです。朴葉みそとよばれる由来は、その名の通り朴(ほう)の葉の上に味噌をのせ、火を通して焼いて食べるからです。朴葉は飛騨高山地方ではたくさん収穫でき、丈夫な葉であることから、お皿のように使って火を通すことができます。お餅を朴葉で包むとカビが生えないともいわれるほど殺菌作用もあり、さらに食欲をそそる香りがあります。朴の葉は食べ物との相性がとてもいいのです。
・朴葉みそは最強のごはんのお供
飛騨の味噌は、塩気控えめで甘みのある味わいが特徴です。朴葉味噌は、お味噌をそのまま焼くのではなく、ねぎやしいたけ、えのきなどのきのこ類を細かく切ったものを、混ぜ込みます。料理酒やみりん、お砂糖などでお好みの味に調整して、味に深みを増します。具材を混ぜ込むことによって、一般的なお味噌にはない食感も楽しめますよ。飛騨高山の名産、飛騨牛との相性も抜群で、現地では「飛騨牛朴葉味噌焼き」という料理が楽しめるお店も多いです。
・自宅で朴葉みその感動が味わえる!
朴葉の上で焼くことででる香ばしさや香りを十分に感じることができる、史上最強のごはんのお供「朴葉みそ」。飛騨高山まで足を運ばなくても、自宅で簡単に味わうことができるんです!お味噌と砂糖、みりんで味を調え、食べやすい大きさに切ったお野菜を混ぜ合わせて朴葉の上に乗せて焼けばできあがり。アルミホイルで代用してもおいしくできます。本場の味を知らないと味付けに苦戦することも…そんな初めての方は、インターネットで朴葉みそキットを購入するのもお勧めです!朴葉もセットでついてくるので、本場の香ばしい朴葉の香りも堪能することができます。
朴葉味噌の発祥は、飛騨の厳しい冬の季節に、凍った漬物とお味噌を朴葉の上で合わせ温めて食べたことがはじまりといわれています。
冷蔵庫に眠っている残り物野菜を使って、史上最強といっても過言ではない絶品朴葉みそを堪能してみてはいかがですか?ご飯が無限にすすんじゃいます♪
もっと詳しく読む: 飛騨高山名物「朴葉みそ」はご飯が無限にすすむ!史上最強のごはんのお供(Photrip フォトリップ)https://photrip-guide.com/2019/11/27/hida-hoba-miso/