【ケニア・ビクトリア湖】世界最恐の感染症「マラリア」にかかったら、現地の薬局に注意すべし!

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海外には、日本でインフルエンザが流行するのと同じように「マラリア」が流行している地域もあります。その流行地域の一つが東アフリカのケニア。美しきビクトリア湖の周辺には、マラリアの菌を持ったハマダラ蚊が多く生息します。

・旅に出る前に要チェック!マラリアとは?
マラリアはハマダラ蚊による感染症で、「熱帯熱」「卵型」「三日熱」「四日熱」の4種類が知られています。どのマラリアも、治療法が確定しているので早めに対応すればすぐに治るのでマラリアが流行している地域では、日本で言うインフルエンザと同じような感覚で認識されています。しかし、早めの対応をしないと命に関わる危険がある病気です。

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・マラリアにかかるとどうなる!?
マラリアは1週間〜10日、長くて1ヶ月の潜伏期間を経て、風邪の諸症状に似た微熱、頭痛、吐き気に続き高熱を発症します。関節痛や痙攣、下痢などの激しい症状に発展します。

「三日熱」は48時間毎、「4日熱」は72時間毎、「卵型」は50時間毎に高熱と解熱を繰り返します。高熱による体力消耗で衰弱したり、脱水症状、肝細胞ない侵入で慢性化など様々な危険が潜んでいるので、2度目の高熱が起きたら早急に治療が必要です。

・マラリアの中でも一番危険な「熱帯熱」の恐怖
「熱帯熱」は症状の規則性がはっきりしておらず、最初の発症から重篤な症状に至るまでの時間が短いので、早期治療をしないと様々な合併症を引き起こし、市に至る可能性がかなり高くなります。突然の吐き気とめまいで立てなくなることもあります。

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・現地の薬局はあてにならない!
そんな恐ろしい病気ですが、マラリア用の薬を飲めば2.3日ですぐに良くなります。なので現地ではマラリアに感染しても誰も驚きません。早期対応ができる場合はマラリアで病院に行く人もいません。みんな、家の近所の薬局で薬を購入して治します。

しかし注意してほしいのが、マラリアとインフルエンザの症状はすごく似ています。薬局で間違ってインフルエンザに見立てられると、マラリアではなくインフルエンザの薬が出されるので、マラリアは治ることなく病状はさらに深刻になります。

しっかりと血液検査をしてもらってから薬をもらわないと、マラリア治療用じゃない別の薬が処方されることがあります。生死に関わることなので必ず薬局で血液検査をしてもらいましょう。マラリア流行地域に旅に行く予定のある方は、マラリアの知識もしっかりと予習しておきましょう。

もっと詳しく読む: 【ケニア】世界最恐の感染症「マラリア」にかかったら、現地の薬局に注意すべし!(Photrip フォトリップ) https://photrip-guide.com/2019/02/18/attention-to-malaria-in-kenya/


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