香港はグルメというジャンルにおいても魅力的な地域で、中華料理が基礎にありながらも、西洋や和食の要素が取り入れられ、新たなグルメの可能性を感じさせる地域でもあるのだ。
・昔ながらの香港の味
新たなグルメが生まれる香港だが、「昔ながらの香港の味」が食べられる飲食店も無数にある。そのひとつが「栄園麺家」(G/F, 6a Nelson Street, Mong Kok)だ。ここはワンタンメンが美味しい食堂として地域住民から絶大な支持を得ており、夜ともなると多くの人たちがワンタンを食べて舌鼓を打っている。
・ワンタンなしでも美味しい
しかしながら、名物が絶賛されている店は他の料理も美味なケースが多い。たとえば、「栄園麺家」のラーメンはワンタンが入っていなくても美味しいと定評がある。そこで今回、肉がたっぷりと投入されたラーメンを実際に食べてみた。
・大量に麺とスープがサルベージ
その味、スープが非常に独特。目視では濃いめに見えるがあっさりとしていて、具の肉が丼に投入されたことによりジュワッと旨味があふれ出し、スープの美味しさと重なり合う。縮れた極細麺は日本では珍しいが、麺が細いぶん、箸でつまむと大量に麺とスープがサルベージされ、ジューシーなラーメンを楽しめる。
もっと詳しく読む: 香港でもっとも美味しいワンタンメンの名店でラーメンを食べる贅沢 / 肉たっぷり極細麺(Photrip フォトリップ) https://photrip-guide.com/2018/06/14/hongkong-ramen/