豚ダブル / ニンニクアブラ / 生卵
900円＋50円
日本全国の「ラーメン二郎」を食べつくす行為。それはすなわち、ジロリアン(ラーメン二郎マニア)を超越したラーメン二郎の神、いわゆるジロリアンゴッドになる修行。ということで、この「ラーメン二郎全店制覇」シリーズに皆さんもお付き合いいただければ幸いである。
・神田神保町店の特徴やルール
今回は、「ラーメン二郎 神田神保町店」(東京都千代田区神田神保町2-4-11)で食べる。
ラーメン二郎の店舗のなかでも、特に人気と定評のある神田神保町店。行列が絶える日はなく、いつ行っても数十分待つことになる。その分、期待を裏切らない絶品なるラーメンを食べられるので、並んだ時点で美味しさ確約される。
ヤサイ、ニンニク、アブラ、カラメ(醤油)などを増量することができ、マシやマシマシが可能。常連のみが食べられる試作ラーメンを提供していることがあり、一般客がネットで試作ラーメンを見て「ぐぬぬ」と感じることが稀にある。
・ラーメン二郎 神田神保町店 メニュー
ラーメン 700円
小豚 800円
豚ダブル 900円
大 750円
大豚 850円
大豚ダブル 950円
生卵 50円
・ラーメン二郎 神田神保町店 自販機メニュー
黒烏龍茶
南アルプスの天然水
朝積みグレープ
伊右衛門
りんごジュース
デカビタC
BOSS缶コーヒー各種
・シチュエーション
店内は非常に狭いため、並んでいる客はほぼ全員が店外に行列を作る。行列は駐車場の出入り口を跨ぐかたちで伸びており、駐車場の部分だけ行列ができない。よって、行列が分断される。並ぶ際は、最後尾がどこなのかしっかり黙して確認してから並ぼう。
店内が狭いのは、自販機があるからともいえる。着席してからドリンクを買うのは他の客の迷惑になるケースがあるので推奨しない。食券を買うついでにドリンクも同時購入しておこう。
・盛りクオリティ
今回は、豚ダブルにニンニクアブラと「生卵」を追加して注文した。
たとえヤサイマシマシにしなくても豪快に盛られるもやしの山は富士山級。これをマシマシにした場合、富士山どころかエベレスト級のデカ盛りとなる。神田神保町店は豚(チャーシュー)の美味しさにも定評があり、豚ダブルを注文すると美しく盛られた豚がスープの湖面を埋め尽くし、麺の姿を目視できない。
分厚い液体状の脂が層になり、いっさい湯気を絶たせないため、スープに沈んだ豚がクリアに目視で確認できる。アブラマシマシをオーダーすれば、ヤサイの上にこんもりとゲル状の脂を注いでくれる。なんとも素晴らしい芸術作品だ。もしミケランジェロが生きていたら、このラーメンの姿にホレボレしたに違いない。
・総評
いやはや、ラーメン二郎随一の安定感はダテじゃない。いつ行っても一定レベルの上質なラーメン二郎を楽しませてくれる。ほとんどブレることなく「あの味が食べたい」がいつもそこにあるのだから、ジロリアン(ラーメン二郎マニア)が絶賛するのも理解できる。
なにより麺と豚が美味。特に豚はホロホロとした部分と、プルプロと弾力感のある部分が共存しており、まさにハイブリッド豚が堪能できる。麺をサルベージすれば、たっぷりと液体脂が麺をコーティングし、旨味がたっぷりと浸透。極上のラーメン二郎を生み出すのだ。
美味しすぎて震えが止まらない。どうもありがとうございました。
・採点レビュー(5点満点)
美味: ★★★★★ / ウマさに体もあったまる
麺質: ★★★★★ / 生卵落として啜れば奮える味わい
出汁: ★★★★ / 押し寄せる多幸感
肉質: ★★★★★ / 噛みしめるとジューシィッ！ 超ウッメェェェッ！
脂度: ★★★★ / 興奮で何も言えね～！
総量: ★★★★ / キュっと引き締まり食欲湧いてくる
店員: ★★★★ / メッチャ俺好み、興奮汁
総評: ★★★★★ / 恍惚のまま退店
もっと詳しく読む: ラーメン二郎 神田神保町店 / ブタダブル / ニンニクアブラ / 生卵(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2017/10/17/ramen-jiro-kanda-jimbocho/
[map_card]ラーメン二郎 神田神保町店
住所: 東京都千代田区神田神保町2-4-11
時間: 11:00～17:00 土11:00～17:00
休日: 日祝(不定休)
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13010387/
[map addr=”東京都千代田区神田神保町2-4-11″][/map_card]
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執筆: ミスタークドウ
