【必見】フランス全国酪農経済センターイベントで伝授! かんたんチーズ料理&ビールで楽しむパーティお花見

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待ちに待ったお花見の季節がやってきましたね♪ お花見には、おいしいお弁当とお酒がつきもの。今回はフランス全国酪農経済センター(CNIEL)とヨーロッパ連合(EU)が主催するイベントで、お花見にぴったりなチーズ料理とビールについて伺ってきました!

・「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」
まず、一口に「チーズ」と言っても色々な種類がありますよね。ざっくりと、チーズはナチュラルチーズとプロセスチーズの2つに分けられます。ナチュラルチーズは文字通りナチュラル=自然なチーズ。中に含まれている乳酸菌も生きていて、形状も風味も大きく変わるのが特徴です。熟成の進行と共に風味も変わるため、ナチュラルチーズには食べ頃があります。

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・火を入れて加熱殺菌
一番日本人に馴染みが深いプロセスチーズは、ナチュラルチーズを溶かし、型に入れて固めたもの。火を入れて加熱殺菌しているので熟成が止まり、味が変わらず、保存性が高まります。さらにナチュラルチーズは大きく以下の6タイプに分類されます。

1. 白カビタイプ
2. ウォッシュタイプ
3. ハードタイプ
4. セミハードタイプ
5. 青カビタイプ
6. フレッシュチーズ

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今回はそれぞれのチーズの特性に合わせた、おしゃれでカンタン&おいしいチーズ料理を、パーティ料理研究家の青海七生さんに教えてもらいました♪

青海さんは、南仏でのレストラン研修などを経てワインやチーズの資格を取得、ホームパーティ向け料理教室を主宰しています。

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・青野菜のサラダ / チーズ和え
使用するチーズは、ハードタイプのミモレットというタイプ。オレンジ色が鮮やかです。まずは菜の花や空豆、スナップエンドウといった好みの春野菜を茹で、水気を取ります。茹でたあと、冷水につけるひと手間をお忘れなく!これにより、青々とした色と食感がきちんと残るのです。

ミモレットをスライスし、塩とオリーブオイル、レモンを入れ、よーく和えます。お皿にのせるときは、十字を描くように上にこんもりと盛ることで、よりおいしそうに見えますよ。なおワインもいいですが、チーズにはビールも合います。まずはキレのあるビールで乾杯☆

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・チーズとジャーマンポテトのバゲットファルシー
使用するチーズは、クリーミーな断面が特徴的なウォッシュタイプ。まず、茹でたじゃがいも・さつまいもを、つぶマスタードで和えたジャーマンポテトサラダ(今回は茹でたグリーンピースとチャイブも入ってます♪)を作ります。そこに小さくカットしたチーズを加えて混ぜます。

そしてバゲットを半分に切って、中身をざっくりくり抜いたところに詰めます。最後にウインナーを入れるので、みちみちに入れすぎないことがポイント! 食べやすい8ミリくらいの厚さで輪切りにしたら、持ち運びやすく取り分けやすいサンドイッチが完成♪

一つひとつは小さくともボリュームがあるので、コクのあるビールがよく合います☆ ちなみにウォッシュタイプのチーズの王様といわれるのが「エポワス」というチーズですが、表皮が個性的な香りを持つため、フランスでは「神様のおみ足」の香り、イギリスでは「豚の足の指のあいだ」と表現されるそうですよ。

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・白カビチーズのパーティケーキ
なかでも、私のお気に入りがこちら! 使用するのは、カマンベールを代表とする白カビチーズ。あらかじめ放射状にカットしておいた大・小のチーズを重ねます(チーズは外側から内側に向かって熟成していくので、放射状にすることで均一な味を楽しめるんです♪)。

そこに小さめのベリーやドライフルーツを散らし、はちみつをかけて完成。はちみつをかけることでキラキラ感が出ますし、2段重ねにすると小さなウエディングケーキにも見えてとっても華やか。うーん、さっぱりとしたホワイトビールが合いますね☆

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今週のお花見は、チーズとビールで大いに盛り上がりましょう! 最後にちょっとしたオマケ情報を。画像は、「幸運を呼ぶチーズ」と言われる珍しい馬蹄型の白カビチーズ、「バカラ」。

一度食べればそのクリーミーなおいしさの虜になる人が続出だとか。お値段1500円ほどで、贈り物にもぴったりです♪

もっと詳しく読む: かんたんチーズ料理&ビールで楽しむパーティお花見(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2017/03/31/eu-cniel/

執筆: MIFA
協力: CNIEL(フランス全国酪農経済センター)/ EU(欧州連合)


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