サクサク感ゼロの希少な完全ウエット系「江戸前天丼」をガード下で食べる / 天米

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天丼
1050円

天丼は天丼でも、江戸前天丼と呼ばれているジャンルがある。その意味には諸説あるし、どれが正しいと断定できない部分もあるのだが「天ぷらをタレに浸す」工程をさせたものをそう呼ぶことがある。通常の天丼がタレをかけるのに対し、江戸前天丼はタレにくぐらすのだ。

・店主と店員は温かく迎え入れる
そんな江戸前天丼を食べたいなら、JR有楽町駅とJR新橋駅の間にあるガード下の「天米」(東京都千代田区有楽町2-1-10)に行ってみるといいだろう。ここは時流に流されず、徹底して江戸前天丼を守り続けている老舗。常連が多く、一見さんは少ないが、それでも店主と店員は温かく迎え入れてくれる。

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・たっぷりタレを吸い込んだ天ぷら
ここの天丼の特徴は、なんといってもその平坦度(ぺちゃんこ度)である。たっぷりタレを吸い込んだ天ぷらは、クリスピーでサクサクな部分が皆無。あまりにもタレを吸収しすぎて、潰れた状態になっているのだ。

・最高の料理に成り得る可能性
天ぷらは完全にウェットなので、サクサク感を求めているならば、この店で天丼を注文すべきではない。よって、ここの天丼は人を選ぶし、場合によっては低評価を下す人もいるだろう。それでも江戸前天丼というジャンルに心を惹かれるのであれば、一度は体験してもいい。ウエットな揚げ物が好きな人にとって、最高の料理に成り得る可能性を秘めている。

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・試す価値はある
箸でつまむと、柔らかすぎる天ぷらが形状を保てなくなり、どんどん崩れていく。ここの天丼の正しい食べ方は、無理をして天ぷらをつまむのではなく、丼を持って、ご飯と一緒にガツガツ食べるのが正しい。

はたして、この味と触感、あなたは好きになれるだろうか。試す価値はある。

もっと詳しく読む: サクサク感ゼロの完全ウエット系「江戸前天丼」をガード下で食べる / 天米(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2017/01/23/tendon-tenyone/

[map_card]天米
住所: 東京都千代田区有楽町2-1-10
時間: 11:30~15:00 17:00~21:00
休日: 日祝
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130102/13015267/
[map addr=”東京都千代田区有楽町2-1-10″][/map_card]

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