モダン焼
1250円
生粋の大阪出身者が「東京のお好み焼きならココしかないわ」と絶賛するお好み焼き屋がある。「おうさか苑」(東京都新宿区百人町2-10-9)である。大阪出身者は何百回とお好み焼きを食べてきており、その舌は「本物のお好み焼きの味」を探ることに長けている。
・本場の味以上のものが体験
大阪出身者は大阪府のお好み焼き屋ですら、軽々しく「美味しい」とは言わない。普通に美味しいだけでは「美味しい」とは言わない。本当に心から美味しいと思った店のみ「美味しい」という。それゆえ、東京のお好み焼き屋を褒めることは非常に稀であり、それは「おうさか苑」に行けば本場の味以上のものが体験できることを意味する。
・「おうさか苑」流の焼き方
大阪出身者ならば「そんなことは昔から知っているし常識だよ」と思うかもしれないが、それでもとりあえず「おうさか苑」流の焼き方を解説する。鉄板に油を敷く際は、焼く部分だけ油を敷く。鉄板全体に油を敷く人がいるが、油が焼けて煙が出る原因となり不適切。
具をかき混ぜたら、鉄板に流し込んでスプーンで形を整える。このとき、けっして潰したり、平たく引き延ばしたりしないこと。このふわっとした生地がベストであり、潰したり引き延ばすと食感が台無しになる。そして仕上がったお好み焼きは、熱々でふわっふわ! きめが細かいキャベツがブワッと広がり、食材そのものの甘味とソースの甘味が至福の時間を招く。
・重ねてソースをかけて食べる
ソースの濃度は薄く、ヘラで塗っただけでは味付けがかなり控えめになるので、自分の皿に取り分けてから、重ねてソースをかけて食べることを推奨する。マヨネーズをかけると怒る大阪出身者が多いので、かけたいときはかける前に確認するか、自分の皿に移してからかけよう。
ここのオススメは、モダン焼きと、チーズをトッピングしたお好み焼き。どちらも美味だが、とりあえず先にモダン焼を食べ、2枚目をチーズ入りにすると、味覚的にグラデーションを描いて満足度も高まるだろう。
もっと詳しく読む: 大阪人が「東京のお好み焼きならココしかないわ」と絶賛するお好み焼き屋 / おうさか苑(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2016/11/13/ohsakaen-okonomiyaki/
[map_card]おうさか苑
住所: 東京都新宿区百人町2-10-9
時間: 17:30~23:00 日祝17:30~22:30
休日: 第1第3土曜(第2第4土曜日は不定休)
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130404/13006845/
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