【ラーメン二郎全店制覇】ラーメン二郎 八王子野猿街道店2 / 小ラーメン / ニンニクアブラマシマシ / しょうが 和風BB レジェンド(康太)

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小ラーメン / ニンニクアブラマシマシ / しょうが 和風BB レジェンド(康太)
730円+50円+150円+200円

日本全国の「ラーメン二郎」を食べつくす行為。それはすなわち、ジロリアン(ラーメン二郎マニア)を超越したラーメン二郎の神、いわゆるジロリアンゴッドになる修行。ということで、この「ラーメン二郎全店制覇」シリーズに皆さんもお付き合いいただければ幸いである。

・八王子野猿街道店2の特徴やルール
今回は、「ラーメン二郎 八王子野猿街道店2」(東京都八王子市堀之内2-13-16)で食べる。

ラーメン二郎は初心者に厳しい店というイメージがある。確かに、普通のラーメン屋にはないルールや「暗黙の了解」があるのは事実だ。しかしながら、ここ八王子野猿街道店2は、初心者にもジロリアンにも愛されている、極めて稀な店舗である。なにより、店員が比較的お客さんに優しい。それでいて、ジロリアンも唸らせるハイクオリティなラーメン、さらにユーモラスな有料トッピングの数々など、まさにラーメン二郎のテーマパーク店存在なのである。

行列ができていた場合、店内の椅子に座って並ぶことが可能。椅子が満席になると野外で並ぶことになる。トッピングはヤサイやアブラなど、ラーメン二郎の基本的な無料トッピングの「マシ」や「マシマシ」が可能である。

・ラーメン二郎 八王子野猿街道店2 メニュー
プチ二郎 680円
小ラーメン 730円
小ブタ 880円
大ラーメン 830円
大ブタ 980円
つけ麺 880円
小つけブタ 1030円
大つけ 980円
大つけブタ 1130円
和風BB 150円
うずら 100円
しょうが 50円
生たまご 50円
生たまごW 100円
レジェンド(康太) 200円
たまねぎたまご 100円
きまぐれたまご 100円
脂たまご 100円
ビール(缶) 300円

・ラーメン二郎 八王子野猿街道店2 自販機メニュー
黒烏龍茶
三ツ矢サイダー
ウィルキンソン
BOSSの缶コーヒー各種
ドデカミン
十六茶

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・シチュエーション
店内は比較的広めで、客層も学生からおじいさん、そして若い女性まで幅広く、特に学生のグループが特に多いように思えた。

初心者が多く訪れるためか、「マシマシってどれくらいなんだろう?」「残したら罰があるらしいぜ」なんて会話も聞こえてくる。

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・盛りクオリティ
今回は、小ラーメンにニンニクアブラマシマシと「しょうが」と「和風BB」と「レジェンド」を追加して注文。

おそらく、盛りの多さに関して言えば、八王子野猿街道店2は他店舗と比べて1~2位を争うほどのデカ盛りである。なにより素晴らしいのが、盛りの美しさ。ガッツリと盛り付けしているにも関わらず、適当にブチ込んだ感がいっさいない。しっかり、崩れないように、そして美しく、職人が丁寧に仕事をしている感じだ。

有料トッピンクの和風BBは魚粉のこと。山のように盛られた肉と野菜に魚粉をふりかけられると、まさにそれはマッターホルンのように壮大かつ雄大な大自然を感じさせる。

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・総評
素晴らしい。これがラーメン二郎の魅力か! ラーメン二郎は店舗によって味や盛りのクオリティに大きなブレがあるが、もし「味も盛りも失敗しないラーメン二郎」を体験したいなら、八王子野猿街道店2に行けば間違いない。

特に麺がウマイ。その旨味の秘密は明確だ。ツルツルな表面で強めの弾力をしており、その性質のおかげで表面に「必要な分だけ脂」を纏うことを可能にしている。そう、周囲の調味料や具やトッピングのテイストを過剰に取り込まないことにより、絶妙かつ適度な旨味を感じさせてくれるのだ。

さらに、八王子野猿街道店2には無数の有料トッピングが存在し、麺を媒介して「カラフルな味色」をグラデーションを描くように楽しませてくれるのである。よって、いつまでも飽きず、さまざまな味を、麺を通じて楽しませてくれるのである。

お薦めのトッピングは、なんといってもレジェンド。食券には「康太」と書かれており、いにしえの伝説的英雄の名が刻まれている。もはや彼の存在は伝説から神話へと昇華しつつあるが、この食券を買えば、彼が好んだと言い伝えられている生卵2個とうずらが投入される。ちなみに、「八王子野猿街道店2でレジェンドを食べずして八王子野猿街道店2に来たことにならない」と言っている人もいる。

これがまた、たまらなく美味。単なる卵と思うことなかれ。生卵の濃厚な黄身が麺を包むことにより、そこにニンニクやしょうが、そしてスープなどのテイストがさらに付加される。つまり(麺/旨味/生玉子/旨味)というように、麺に二重の旨味が付加されるのだ。八王子野猿街道店2のハイクオリティな麺だからこそ生み出すことができた、トリッキーなグルメといえよう。

もうひとつ驚かされたのが、脂の塊である。他店舗で「アブラマシマシ」や「アブラカタマリ」をリクエストすると、確かに脂がゴロリと大きな固形で入っていることがあるし、クセになるほどかなり美味。しかしながら、八王子野猿街道店2の脂の塊は次元が違った。

豚の皮をナイフでそぎ落として、そのまま煮込んだかのような、本気でワイルドな脂の塊が入っているのである。こういう感じの妖怪がいた気がする。まさにレジェンド。数多くのジロリアンが八王子野猿街道店2を愛してやまない理由がそこにある。食べる者を魅了する味とサプライズが、八王子野猿街道店2には存在するのだ。

美味しすぎて震えが止まらない。どうもありがとうございました。

・採点レビュー(5点満点)
美味: ★★★★ / 玉子ヤッベェッ! メッチャ合う!
麺質: ★★★★★ / ツルツル啜れてウッメェェッ!
出汁: ★★★ / ウマ味たっぷりの汁で流し込む
肉質: ★★★ / ミチとした肉々しい食感のもの
脂度: ★★★★★ / フワフワで脂身甘い神域
総量: ★★★★★ / マッターホルンかアルプスか
店員: ★★★ / 根性入った俺好みの者
総評: ★★★★ / ワイルドモンキーマジリスペクト

もっと詳しく読む: ラーメン二郎 八王子野猿街道店2 / 小ラーメン / ニンニクアブラマシマシ / しょうが 和風BB レジェンド(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2016/10/07/ramen-jiro-hachioji-wild-monkey2/

[map_card]ラーメン二郎 八王子野猿街道店2
住所: 東京都八王子市堀之内2-13-16
時間: 11:00~14:30 17:00~22:30 土11:00~15:00 16:30~22:30 日11:00~17:00
休日: 月曜日
[map addr=”東京都八王子市堀之内2-13-16″][/map_card]
Respected @habomaijiro

執筆: ミスタークドウ

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