大日本印刷のスタッフが行きつけの、すっぽん鍋が食べられる居酒屋をご存知だろうか。東京都の市ヶ谷にある居酒屋、酒場三晴である。ここは神楽坂が近いにもかかわらず、あまり人通りのない地域である。
・仕事帰りに一杯飲む
さらにこの居酒屋、大通りを曲がり、さらに地下に入った、とても見つけにくい場所にある。それゆえ「隠れ家的」というよりも「本当に隠れている」ような店と言われており、近場にある大日本印刷のスタッフや、ソニーミュージックエンタテインメントのスタッフが、仕事帰りに一杯飲むため現れるという。
・低価格ですっぽん鍋
とても見つけにくい場所にありながら、40年以上も経営が保てたのは、大日本印刷やソニーミュージックエンタテインメント、そして周辺の企業スタッフの力が大きいと語る店主。
さらに地域住民の常連も多く、なにより低価格ですっぽん鍋が食べられることも、人気の秘密だ。
・日本酒と生き血
すっぽん鍋は1匹9000円で、鍋のほかに生き血入りの日本酒もついてくる。何人で来店しても1匹なら9000円だ。4人で丁度良いくらいの量に思えた。
すっぽん鍋の予約は2日前から受けており、新鮮さを重視するため、来店日の午後に生きたすっぽんをしめる。まずは首をはね、したたる生き血を日本酒に注ぐ。いままでワインや焼酎なども試してきたらしいが、日本酒がいちばん生き血が鮮やかで美味しいという。
・穀物と野菜のタプルで香ばしい
すっぽん鍋に焼いた長ねぎを入れることで、香ばしさを出すと同時に、すっぽんの旨味が引き立つのだとか。さらに焼き餅も投入し、穀物と野菜のタプルで香ばしさを強める。そしてすっぽんの身を投入して煮込んで仕上げる。
・なんともいえず奥深い
レバーが非常に味わい深い。ややワイルドな土の風味が、なんともいえず奥深い。すっぽんの身を堪能しつつ、すっぽんの生き血入りの日本酒をグイッと飲む。スタミナがつくかどうかはわからないが、なんだか元気が出てきたような気がする。たとえ「気がする」でも、それもすっぽんパワーと言えるかもしれない。
もっと詳しく読む: 大日本印刷のスタッフが行きつけのすっぽん鍋が食べられる居酒屋 / 酒場三晴(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2016/09/22/suppon/
[map_card]酒場三晴
住所: 東京都新宿区市谷田町2-38
時間: 11:30~13:30 17:00~24:00 土17:00~24:00
休日: 日祝
http://tabelog.com/tokyo/A1309/A130904/13144637/
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