いなり寿司マニアも知らない「究極のジューシーいなり寿司」を公開 / 豊川稲荷境内家元屋

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いなりずし(スープ付き)
220円

あまりにも美味しくて、あまりにもジューシーで、あまりにも甘美。確かにこれは「いなり寿司」だが、食事とも、おやつとも、そしてスイーツともいえる。そんな「良い意味で玉虫色のいなり寿司」を堪能できるのが、「豊川稲荷境内家元屋」(東京都港区元赤坂1-4-7)である。

・知る人ぞ知るいなり寿司の聖地
ここは豊川稲荷妙厳寺の直轄別院で、いわゆる飛び地境内。その敷地内に「家元屋」という食堂があり、そこでしか食べられない特別にジューシーないなり寿司が、いなり寿司界の重鎮の間で注目を集めているのだ。しかしここ、いなり寿司マニアにもあまり知られておらず、まさに知る人ぞ知るいなり寿司の聖地となっている。

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・その美味しさに衝撃を受ける
「本当に美味しい店は誰にも教えたくない」「誰も近寄らないようにしたい」という法則がこの店にも働いており、インターネット上での評価も、あえて低くされているともいわれている。しかしながら、実際にこのいなり寿司を食べたら最後、店の雰囲気も相まって、その美味しさに衝撃を受ける。

・壁にはお品書き
店内に入ると、そこは「おばあちゃんの家?」という雰囲気が広がる。あらゆる置物が並んで置かれ、戸棚にも無数の置物が鎮座。あつの大きなテーブルがあり、そのひとつは円卓で、店員が2人座って雑談をしている。なんともアットホーム。ボスと思われるおばあちゃんは、椅子に座って扇風機の風にあたっていた。壁にはお品書きが貼られており、「いなりずし(スープ付き)220円」と書かれていた。

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・いなり寿司の表面は艶やか
ここのいなり寿司、極めてジューシー。甘美なるエキスがたっぷりとお揚げに染み込んでおり、おそらく許容量以上にエキスが含まれていると思われる。箸でつまめば、お揚げからジュワッとエキスがあふれ出す。つまんだだけで溢れるエキスに驚きを隠せずにいると、みるみるうちにいなり寿司の表面が艶やかになっていくではないか。

・エキスが表面を膜のように包み込む
おそらく、箸の圧力により、かろうじてお揚げに定着していたエキスが放出され、エキスが表面を膜のように包み込んだのだろう。エキスが滴る前に急いで食べる。その瞬間、お揚げの甘味が止めどもなく溢れ出し、いつまでも甘さが続く。

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・しつこい甘さが残らない
このいなり寿司の素晴らしい点は、米の炊き加減だ。食べると一気に米が広がるよう、やや硬めに炊かれているだけでなく、芯がモッチりとして旨味を感じられるよう仕上げられている。米がパラパラと広がるので、しつこい甘さが残らないのも素晴らしい。

・この味を体験せずしていなり寿司は語れない
小ぶりないなり寿司が流行りつつある昨今だが、「豊川稲荷境内家元屋」のいなり寿司は昔ながらのタイプを保っている。ほどよい厚さのお揚げに、ぎっしりと詰まった米。それなのに美味しさだけはズバ抜けてトップクラス。この味を体験せずしていなり寿司は語れない、そう言っても過言ではない。

もっと詳しく読む: いなり寿司マニアも知らない「究極のジューシーいなり寿司」を公開(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2016/08/29/inarisushi-toyokawa/

[map_card]豊川稲荷境内家元屋
住所: 東京都港区元赤坂1-4-7 豊川稲荷境内
時間: 11:00~17:00
休日: 不定休
http://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13059560/
[map addr=”東京都港区元赤坂1-4-7″][/map_card]


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