煮込んだ魚介類の海鮮丼 / 都寿司の「煮物丼」がヤミツキになる理由

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煮物丼
1150円

海鮮丼ほど人を惹きつける魚介料理はない。あらゆる魚介類を「これでもか!」と盛った丼は、まさに宝石箱のような煌(きらめ)きを魅せてくれる。味付けはシンプルに醤油や山葵だけ。にもかかわらず、魚介に含まれる数多(あまた)の旨味が食べる者を魅了する。

・その名も「煮物丼」
しかしながら、今回ご紹介する海鮮丼は、日本でも非常に珍しい存在。それもそのはず、魚介類をじっくり煮込んだ海鮮丼なのである。その名も「煮物丼」。せっかく新鮮な魚介類を似てしまうの? もったいないのでは? と思うかもしれない。そういう考えは理解できるもの。

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・美味しい魚介をどう食べるか?
しかしながら、美味しい魚介類は、どんな調理をしたとしても美味しいことに変わりはない。ようは「美味しい魚介をどう食べるか?」の違いであり、どんな調理をしたとしても美味しさが損なわれることはないのだ(もちろん味を損なう調理をする板前も世の中にはいるが)。

・固定概念は捨てるべき
下町の美味しい寿司屋として有名な「都寿司」(東京都中央区日本橋蛎殻町1-6-5)。ここは煮物丼が人気の店で、ランチタイムには多くの人たちが煮物丼を注文する。とりあえず、この店に行くときだけは「新鮮な魚介は生で食べるべき」という固定概念は捨てるべきだ。煮たからこそ出る旨味を楽しむべきである。

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・煮物丼だからこその美味しさ
煮物丼は、あっさりとした甘みのあるタレがしっかりと浸透している魚介類がたくさん盛られている。ホタテ、穴子、タコ、海老などなど、ほかにも複数の魚介類が。煮込まれているので色は茶褐色。生のように宝石箱のような輝きはないが、それでも味は「煮物丼だからこその美味しさ」を堪能できる。

・タレでごまかさないその味
思った以上にドッサリと魚介が盛られているが、最後まで飽きることはない。それには理由があり、タレが非常に繊細であっさりとした甘さをしていることから、魚介の旨味をメインに楽しみながら食べ進められるのだ。そう、タレを食べるのではなく、あくまで魚介を食べるのだ。タレでごまかさないその味、ここだけの味。

もっと詳しく読む: 煮込んだ魚介類の海鮮丼 / 都寿司の「煮物丼」がヤミツキになる理由(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2016/08/22/miyakosushi-nimonodon/

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住所: 東京都中央区日本橋蛎殻町1-6-5
時間: 11:00~14:00 16:30~22:00 土11:00~14:00
休日: 日祝
http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13018135/
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