【食べて検証】スイスの四つ星ホテル「Helmhaus」の朝食は美味しいのか?

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スイスのホテルやホステルは、その星の数を問わず、朝食にビュッフェが楽しめる物件が多い。実際ホテルの星の数の違いは、メニューにどこまで反映されるか? …サーチしました。今回はちょっぴりリッチな四つ星ホテル編。

・頑張れば手が届く?! 狙いめの四つ星
「スイスは物価が高い」。それはたしかに、間違いない。実際に星の数が少なくても、快適なホテルがスイスには少なくないので、ゲストハウスで住ませるのも旅のやり方の一つ。ただ、せっかくだから1泊くらいは、いいホテルにも泊まりたいところ。

スイスの四つ星クラスは五ツ星には及ばぬものの、ハイレベルなサービスを受けられる。朝食にも同じ事がいえそうだ。今回はチューリッヒとベルンにある、2件の四つ星ホテルをたずねた。

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・まずは空港に近いチューリッヒ旧市街真ん中の「Helmhaus」へ
空港もある国際都市チューリッヒは、町の中心をリマト川が二分する。その東側が旧市街といわれ、聖母聖堂や美術館はもちろん、クラブやバーなどナイトシーンを彩る物件も多いエリアだ。

その南部周辺にある「helmhaus」の朝食ビュッフェを食べてみた。

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・国際不問のスタイリッシュなモーニング
パンはライ麦パンやクロワッサン、ベーグルと国際色豊か(さすがチューリッヒ)。果物は3~4種、生野菜はトマトと胡瓜の輪切りが並ぶ。ホットミールはベーコンとスクランブルエッグの2種。これにソーセージや肉の小さなステーキなども見られる五ツ星を思い出すも、これが星の数の差と思えば、気にするほどでもない。

ビュッフェ台に並ぶメニューの量は上品で、かつレストランのスタッフは厨房からなかなか出てこず、他の宿泊客の取り分を思うと、ちょっぴり取る量も遠慮する。が、味としては申し分なかったです。ごちそうさまでした!

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・Bern中心部から10分、住宅地内の「Ambassador & Spa」モーニング
場所は変わって、歴史都市Bern。ここはスパやフィットネス設備も充実したホテルで、中国人観光客はじめ海外からの団体旅行者が目立った。

さていざ実食。パンはやわらかな食パンのようなものと黒パンの2~3種。果物も2~3種で、チーズは四つ星で多い5種程度。ホットミールはZurichでも見たスクランブルエッグとベーコンに加え、ソーセージもあった。

素材そのもののシンプルなメニューが多いため、間違いなく美味しい。
だが正直、パンはかなり素朴(街中のCoopでもこの美味しさのものは手に入る)チーズも、いろんな観光客が取った後チーズケースのふたが開けっぱなしにすることもあってか、かなり表面が乾燥していた(五ツ星だと、ギャルソンが即座に気付き即刻閉めていた)

ただホットミールがあることで、満足感はずいぶん高い。温かい朝食を当たり前のようにいただけるのは四ツ星までだ。ありがたく味わいたい。

もっと詳しく読む: スイス四つ星ホテル「Helmhaus」の朝食(Photrip フォトリップ) https://photrip-guide.com/2016/06/19/helmhaus/


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