いなり寿司(8個)
1000円
「いなり寿司がウマイ寿司屋はほかの寿司ネタもうまいんだよ」と語る人がいる。その理由は、いなり寿司は食材と繊細な味付けが重要だから。いなり寿司さえ上手に作れれば、他の寿司も丁寧な仕事をしている証拠になるのだという。
・寡黙な大将と弟子
東京西麻布にある「呼きつね」(こきつね)は、そんないなり寿司だけを握り続けている、まさにいなり寿司専門店だ。大きな暖簾をくぐると、そこはタタミ1畳もないほど狭い空間。寡黙な大将と弟子がせっせといなり寿司を握っている。
・受取時間までに仕上げてくれる
飛び入りで購入することも可能だが、常連のほとんどが電話で来店時間を伝え、予約をしている。そうすることで、最適な状態で受取時間までに仕上げてくれる。いなり寿司には3つの味があり、2016年3月時点では、素の状態、くるみ入り、海老入りがある。それぞれが混ざった8個セットで1000円だ。
・誰もが言葉をなくす美味さ
いなり寿司の大きさは、通常のいなり寿司の半分かそれよりも小さいくらい。くるみ入りと海老入りは、見分けがつくように、いなり寿司の上にくるみと海老が乗っている。その味、おそらく誰もが言葉をなくす美味さ。
・お土産として最高の逸品
酢飯とお揚げの境界線がわからないほど、酢飯とお揚げが一体化したかのようなテイストで、限りなく繊細で絶妙な甘さと酸味が続く。特に酸味の「弱さ」が極めて素晴らしく、やや硬めの米粒が弾けるたびに米の旨味と酸味があわさり、甘さが生むコクに拍車をかける。
・大切な人へのお土産
「呼きつね」は持ち帰り専門店だ。残念ながらその場で味わうことはできないが、多くの人たちが大切な人へのお土産として購入していくという。確かに、これはお土産として最高の逸品である。これを食べて微笑まない人はいまい。
もっと詳しく読む: 東京メインディッシュ https://main-dish.com/2016/03/07/kokitsune/
[map_card]呼きつね
住所: 東京都港区西麻布1-8-12
時間: 10:30~19:30
休日: 月曜日
http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13155231/
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