中華そば
670円
深夜24時から3時間しか営業しない、極めて珍しいラーメン屋が東京神楽坂にある。終電間際に食べて帰るのも難しいかもしれない。日によって営業時間にブレがあり、24時開店のときもあれば、25時過ぎに開店することもある。
・真っ暗な路地に赤提灯の光
開店の合図は、店頭に飾られる赤提灯とTwitter。営業が開始すると、真っ暗な路地に赤提灯の光が灯る。Twitterでは、営業が開始されると「はじまりました」のコメントが投稿される。24時過ぎに飛び入りしようとしたサラリーマンが、赤提灯がないことに気がついて立ち去る姿を何度か見た。
・閉店まであと2時間
店内に入ると、とても気さくで若い店主が出迎えてくれる。カウンター席とテーブル席があり、どちらの席も「小さな居心地の良い居酒屋」といった雰囲気。この日は25時30分に開店したので、閉店まであと2時間しかない。ということで、さっそく中華そばを注文。おまけにライスと若鶏のから揚げ、そしてグラスビールも追加。
・肉厚でホロホロと崩れ落ちるチャーシュー
出てきたラーメンは、正統派な醤油ラーメン。しかし際立つ部分はシッカリと存在し、肉厚でホロホロと崩れ落ちるチャーシューがおもしろい食感を生みつつ、じんわりとに混じるが染み出てくる。
・小麦の美味さが広がる
スープは、ゴクゴクといくらでも飲めてしまいそうなクリアな味わい。コッテリ感がないのに満足度が高いのは、ダシと醤油のバランスが絶妙だからだろう。スープの旨味を麺が運び、ズズズとすするたびに小麦の美味さが広がる。
・極めてあっさりとした旨味
チャーシューをライスにのせ、そこにラーメンのスープをかけて食べる。チャーシューに余計な脂身がないので、極めてあっさりとした、後味の良いチャーシュー丼のできあがり。ラーメンとライスにビール、深夜に食べてよいのかどうか不安になるが、ここまでウマイなら「明日の朝と昼を抜くから大丈夫」という免罪符も許されよう。
[map_card]まる田
住所: 東京都新宿区神楽坂4-2-30
時間: 24:00~27:30
休日: 日火
http://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13160403/
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