日本人がチベット自治区の首都ラサに行くには、全部で4つのルートがある。
1. 成都から飛行機でラサへ
2. 西寧から青蔵鉄道でラサへ
3. 西寧からバスでラサへ
4. カトマンズからランドクルーザーでラサへ
そのうち現実的なルートが以下の2つである。
1. 成都から飛行機でラサへ
2. 西寧から青蔵鉄道でラサへ
どちらにしても中国政府が発行する入境許可証が必要なので、旅行代理店を通じて正規ツアーを申し込むか、ツアーということにして入境許可証を発行してもらう「裏手続きによる入手」が必要である。
日本からツアーで行くのが一番簡単だが、ゆっくり旅をしたい人や、もっと大地を感じたい人は青蔵鉄道がオススメ。飛行機と違ってゆっくりと標高が高くなっていくため、高山病になりにくくなる。飛行機で行くと、数時間後に激しい頭痛や息苦しさを感じるケースが多々あるので注意が必要だ。
青蔵鉄道も飛行機も日本で申し込むと恐ろしく高額なので、資金が少ない旅行者は成都まで行き、現地の旅行代理店やホテルに依頼し、入境許可証とともにチケットの発券を依頼する。
日本人がラサから各方面に移動する方法は6つあり、そのルートは以下のとおり。
1. ラサから飛行機で成都へ
2. ラサから飛行機でカトマンズへ
3. ラサからバスで西寧へ
4. ラサから青蔵鉄道で西寧へ
5. ラサからランドクルーザーでカトマンズへ
6. ラサからランドクルーザーでパキスタンへ
そのなかで現実的なのは以下の4つ。
1. ラサから飛行機で成都へ
2. ラサから飛行機でカトマンズへ
3. ラサから青蔵鉄道で西寧へ
4. ラサからランドクルーザーでカトマンズへ
飛行機だとすぐだが、鉄道やランドクルーザーの場合はゆっくりと標高が低い場所に移動するため、高山病の患者は適していない。ちょっと運賃が高かったとしても飛行機を使用するべきだ。
また、ランドクルーザーの場合は標高5000~6000メートル以上の場所を通過し、さらに2~3日かけて移動するため、高山病が悪化した場合は地獄の苦しみとなる。ラサであらかじめ酸素ボンベを購入し、備えてから移動するべきだ。
もっと詳しく読む: Photrip フォトリップ https://photrip-guide.com/2015/07/30/tibet-2/