「アジアで一番美味しい」といわれているハンバーガーが、タイの首都バンコクにある。バンコクの歓楽街『ナナプラザ』の入り口にあり、店舗は屋台。オーダーから調理、包装までひとりですべてをこなす。
場所柄もあってか、客層は欧米人男性や日本人男性が多く、一番人気はトッピングが全部入った「T.B.O.バーガー」。卵焼き、ハンバーグ、ベーコン、チーズ、レタスが入っており、あまりにも密度が高いため、溢れないように包装紙でピチピチに包むのが特徴。
仕上げにケチャップとマヨネーズをかければ完成だ。その味はたまらなくディープ。まさに「濃厚」という文字を具現化したかのようなハンバーガーで、肉汁とチーズの溢れるエキスが病みつきになる味。
モスバーガーのようにジューシーなので、口の周りにたくさんケチャップがつくが、そのあたりは気にせずガッツリと食べるのがべスト。
数年前までは110バーツだったが、ここ最近は150バーツに値上げ。あまりにも人気が出すぎて、『ナナバーガー』の2号店がタニヤ通りの入り口にオープンしたほどである。
新店の評判は「まだまだこれから」といった感じだが、まとめ買いをしてテイクアウトする客が多く、安定した美味しさを保っているようだ。
しかし、『ナナバーガー』マニアからは「本店の60パーセントの味」と辛口評価されており、本店に負けないクオリティで出せるようになれば、もっと行列が出来る店になるかもしれない。
ちなみに、『ナナバーガー』の卵焼きはハート型をしている。なかなか気がつかないかもしれないが、購入したら覗いてみるとおもしろい。
もっと詳しく読む: Photrip フォトリップ https://photrip-guide.com/2015/06/01/nana-burger/