国が違えば文化も違います。私たち日本人が常識だと思っていることでも、他国では非常識になることが多々あるのです。それが「良かれと思ってやったこと」だとしても、相手を激怒させてしまうことがあります。
・意外にもやってしまう人が多い
今回は、東南アジアの国タイで「絶対にやってはいけない3つのルール」をご紹介したいと思います。意外にも知らずにやってしまう日本人が多いので、今子タイに行くという人は、呼んで損はないと思いますよ。
・絶対にやってはいけない3つのルール
1. 子どもの頭をなでてはいけない
タイでは、頭に神様や神聖なものが宿っているという考えがあります。よって、子どもの頭を触るという行為は、神聖なものを汚すことにつながります。もっと深い意味があるのですが、とりあえずは「子どもの頭はさらわない!!」と覚えておけば、間違いはないでしょう。
親がいる前で子どもの頭をなでてしまった日本人女性が、ひどく説教されたケースもあります。わからなかったとはいえ、そうなったら謝るしかありません。
2. 大声で話してはいけない
タイ人は大声で叫んだり怒ったりすることを嫌います。どんなに激怒していても、できるだけゆっくりと、そして静かに(普通の声で)話すように心がけています。タイ人に対して大きな声で叫んだり怒ったりする行為は、場合によっては暴力事件に発展することもあるので、絶対に避けましょう。
3. 男性は女性っぽく話さない
これは「絶対にやってはいけないルール」というより、「勘違いされる恐れがあるから守ったほうが良い」というレベルの話。男言葉や女言葉が日本にもあるように、タイにもあります。たとえば挨拶の「サワディーカー」ですが、女性は「サワディーカーー」とのばし、男性は「サワディーカッ」と鋭く止めます。
男性なのに「サワディーカーー」と話していると、「この人はレディーボーイなのかな?」と思われ、そういう系の人たちに誘われたり、気持ちをぶつけられたりすることがあります。その気がないなら、男性は「サワディーカッ」「コップンカッ」「アライナカッ」と、鋭く止めて話しましょう。
・外国人でも許してもらえない!?
いかがでしたか? 知らないうちにやってしまったことはありませんか? 特に「子どもの頭をなでてはいけない」は常に念頭に置いて行動したほうがよいと思います。
「外国人だから風習を知らなかったんだろう」と許してくれる人ばかりではありません。大きなトラブルにつながることもあるのです。
もっと詳しく読む: Photrip フォトリップ https://photrip-guide.com/2015/05/18/thai-ng/