スワンナプーム空港内の外貨両替業務は、開港以来タイ国内の2つの商業銀行による寡占制度が採用されてきました。
・10%も悪いレートが設定
しかも、この2つの銀行共に市中の両替所や支店のレートに比べ、10%も悪いレートが設定されており、例えば市内が10000円=3000バーツだったと仮定すれば、空港では10000円=2700バーツになってしまいます。
・民間の外貨両替専門会社を導入
そこで、エアポートリンクを運営するSRTETは、AOT(空港公社)の管轄を離れる自社エリアに民間の外貨両替専門会社を導入することにしました。エアポートリンクの駅構内であれば、市中と同一のレートで交換させることができ客に有利と判断したのです。
・スーパーリッチ1965
事業者公募の結果、民間外貨両替最大手の『スーパーリッチ1965』と、地元のバリュープラスの2社が選ばれ、営業を開始しました。
・手間を考えれば効率的!!
このうちスーパーリッチ1965は、支店用レートと呼ばれる市内の小さなブースと同じレートを採用しており、ラチャダムリの本店と比べると10000円につき10バーツから20バーツ前後悪くなっています。しかし、エアポートリンクのラチャプラロップ駅で降りて本店まで歩いて行く手間を考えたら、全然有利なことに変わりはありません。
・20000円で500バーツも増減
O-Aビザの取得費用(80万バーツ相当)を持ってきていたり、遊びでそれなりの金額が必要な場合など、どうしても気になるなら、電車の運賃とホテルのチェックインに必要な10000~20000円程度を駅で両替し、残りは『タイバーツ満員御礼両替所』さんなどをチェックして、もっとも有利なところに行くのがベストな選択です。2万円両替しただけでも、500バーツも受け取りが違ってきます。
もっと詳しく読む: Photrip フォトリップ https://photrip-guide.com/2015/04/19/bt/
執筆: Traveler’s Supportasia http://supportasia.blogspot.jp