アイスランドは寒い国! 雪の国! 氷河の国! というイメージがありますが、だからこそ、自然を生かした生活をしています。
アイスランドには、太鼓より伝わる伝統的な「芝生の家」(Laufás)があります。屋根に芝生を植え付け、まるで地中から家が飛び出したかのような設計をしています。
まさにファンタジー小説に出てくるホビットやドワーフが住んでいそうな家ですが、実は実用的な家でもあるのです。
でも、単に見た目がカワイイというだけの理由で作られた家ではありません。屋根に芝生を植えているのには、理由があるのです。
芝生を屋根に植える事で、断熱効果を生みだしているんですね。アイスランドは厳しい寒さの国です。少しでも家の中を温かくする知恵だったんですね。
芝生の家は現存していますが、新たに作られているという情報はありません。ですので、アイスランドの中でも珍しい家と言えます。
家だけでなく、教会の屋根にも芝生が植えられていますよ。あまりにも幻想的なデザインをしているため、世界中から観光客が訪れるようです。
記事: Photrip フォトリップ https://photrip-guide.com/
Via: icelandreview