セル画のかわりにラテアートを使用した世界初のラテモーションアニメが凄い3つの理由

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アニメーションは、1枚1枚のセル画を連続して撮影し、絵が動いているように見せる映像ジャンルです。皆さんも、ノートや教科書(?)のはじっこにパラパラ漫画を描いた経験があるかもしれませんが、アニメも同様の手法で作られた映像といえます。

・セル画の代わりにラテアートを使用
そのアニメーションのジャンルに、新たな革命を起こす手法が現れました。なんと、セル画の代わりにラテアートを使用して作ったアニメーションがあるのです。ラテアートのアニメーション、つまりラテモーションの凄いポイントを3つ解説したいと思います。

・ラテモーションの凄いポイント3つ
1. なんと1000杯のラテを使用
約90秒のラテモーションアニメに使用されたラテアートの数は、なんと1000杯。セル画のアニメでさえ大変な作業ですが、ラテアートを1杯1杯撮影していく作業は3日間にも及んだといいます。1000杯ものラテを用意するのも大変ですから、ギネスブック級の苦労と記録といえるかもしれません。

90秒で1000杯ですから、9秒で100杯、約1秒で約10杯のラテを使用したことになります。

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2. 世界初のステンシルを使ったラテモーションアニメ
1000杯ものラテアートを作るにあたり、効率よく繊細な表現を出していくため、ステンシルという製図などに用いられる型板を使用。コーヒーカップにラテを注ぎ、キャラクター部分に穴をあけたステンシルごしに、ココアパウダーをふりかけます。

そうすることで、ハッキリと正確にココアパウダーがラテの表面にふりかかり、一枚絵として完成するわけです。それを1000回繰り返し、ひとつの映像作品が完成したわけです。

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3. すてべのラテアートは手作り
すべてのラテは職人やスタッフによる手作り。手作業なので1杯1杯のラテココアパウダーの量が増減するため、アニメーションとして「よい味」が出ます。

ラテモーションにしかない、一般的なアニメやパラパラ漫画とは違ったぬくもりを感じられます。

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・世界はコーヒーカップだけにとどまらない
ラテモーションは、コーヒーカップの中だけでなく、テーブル上に置かれたものも巻き込み、あらゆる映像演出を楽しませてくれます。

ラテアートはコーヒーカップの中だけのアートだと思いがちですが、このラテモーションアニメを見れば、その世界はコーヒーカップだけにとどまらないことがわかるはずです。

記事: 東京メインディッシュ https://main-dish.com
Via: ラテモーション http://latte-vacation.agf.jp/lattemotion/
http://youtu.be/WX5vv_AtONs
記事: 東京メインディッシュ https://main-dish.com
Via: ラテモーション http://latte-vacation.agf.jp/lattemotion/

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