2014年12月16日(火曜日)、小学館のコミック部門の忘年会が開催され、大御所から期待の新星まで、多く漫画家たちが集まった。
弘兼憲史先生の乾杯によりはじまった忘年会は「感謝の会」と題され、編集者や幹部、社長らが漫画家たちをねぎらった。
小学館の忘年会はグルメな料理が多数出ることでも知られており、今回も名店の味が楽しめた。
特に人気だったのが、『吉兆』のウナギ。職人が2~3口で食べられる量のご飯とウナギを御椀に盛り付け、その味を楽しむべく漫画家たちが長蛇の列を作っていた。
寿司も職人がひとつひとつにぎり、繊細な味わいのうどん、鶏の照り焼き、焼きうどん、貝柱の炒め物などが人気を博していた。
ウナギと並んで人気なのが、シェフが一枚一枚カットしてくれる焼き立てのローストビーフ。あまりにも柔らかく仕上がっているため、ナイフがスッと入り、断面から肉汁が溢れ出す。
スイーツも充実しており、ブルーベリーやメロンなどの果実はもちろんのこと、ケーキやプリンなどのスイーツも上品な味わいになっている。
全体的に繊細な味付けをしているため、料理やスイーツを食べ終えても胃もたれしないのがいい。
漫画家として頑張ってはいるが、バイトをしないと生きていけないA先生は「忘年会と新年会は、私みたいな売れない作家にとって嬉しい日。徹底的に食べまくって帰りますよ!!」と語っていた。
一次会は帝国ホテルにて開催されるが、二次会は編集部ごとに会場が用意されている。つまり、一次会で新たな繋がりを作り、二次会で親睦を深めるという流れができている。
普段は食べることができないグルメな料理、将来のスター作家を作るスタミナ源となるのは間違いない。
記事: 東京メインディッシュ https://main-dish.com