ブラジルの絶景に行きたいならば、レンソイス・マラニャンセス国立公園は絶対に外せない選択肢だ。雨季にだけ出現する幻の湖が存在するのだ。
真っ白な砂丘が広がるレンソイス・マラニャンセス国立公園。普段は砂だらけの砂丘が地平線が見えるほど広がっているが、雨季になると、ファンタジーな現象が発生する。
雨水が地底に浸透し、地下水脈から水があふれ、砂丘に湖となって出現するのである。それだけでも神秘的な現象なのに、さらに不思議な現象が発生する。
この湖に魚が出現するという点だ。その魚は地底湖からやってくるのか、川からやってくるのか、すべてが謎のまま。どこからやってくるのか、2014年現在も知られていないのである。
この湖は雨季にしか出現しないが、砂丘によって濾過され、限りなく透き通った美しい水質となっている。それゆえ、多くの観光客が訪れ、幻の湖で泳いでいる。旅行サイト『トリップアドバイザー』にも多数の写真が投稿さており、その美しさを知ることができる。
しかし雨季しか出現しないため、タイミングが悪いと砂丘だけを見て帰ることになるので注意しよう。
ちなみに、この砂丘は石英のみで、他の不純物がいっさい含まれていない。それが美しい純白の砂丘を生み出しいるのでる。
もし行くのであれば、雨季の1~6月を狙っていきたいところ。運がよければ、泳いでいる亀やカエルと出会うこともある。
レンソイス・マラニャンセス国立公園の砂丘は、まだまだ環境調査が進んでいない未開の地でもある。
道はなく、砂丘が続き、さらにぬかるみがあるため、砂丘の奥地へと進むのが困難なためだ。それゆえ、観光客も奥まで進む人は少ない。
だからこそ、美しい「神秘の湖」として残り続けているのかもしれない。
記事: Photrip フォトリップ https://photrip-guide.com/
Via: トリップアドバイザー