東京・新宿の伊勢丹にあるカリスマ的な洋菓子店『リーポール』(Li Pore)では、かぼちゃのプリンが人気を博しています。
まさにハロウィンの季節にピッタリなスイーツです。
しかし皆さん、ハロウィンっぽいスイーツを食べたとき「ハロウィンっぽいけど味は普通」と思ったことはありませんか?
ハロウィンっぽい商品を出して見た目をオシャレにすれば、そこそこ売れてしまうのが世の中です。しかし、『リーポール』のかぼちゃのプリンは違います。
人によっては素朴すぎる味と思うかもしれませんが、あなどれない美味しさがそこにあるんです。
かぼちゃを丸ごと使った器(うつわ)と、中身のかぼちゃプリン、どちらもパーフェクトなナチュラルピュアテイスト。
プルンとした柔らかさのプリン部分は、ババロアのようなとろけ具合で甘さが広がります。
かぼちゃのナチュラルな甘さを強く感じ、まったりとした風味をしています。ややミルクの優しい味も感じます。これには紅茶がよく合うでしょう。
そしてプリンの器となっているかぼちゃ自体も食べられます。
スプーンで削り取って(スイカのようにすくい取って?)食べましょう。野菜の甘さってこんなにも美味しいんだね。と感じるはずです。
ハロウィンでもそうじゃない日でも、このかぼちゃプリンは一度食べる価値はあるでしょう。
「素朴すぎるなあ」と感じるかもしれませんが、こういうナチュラルなテイストなスイーツもあって良いのではないでしょうか。自然が生んだスイーツなのです。
記事: 東京メインディッシュ https://main-dish.com/