旅ばかりしてろくに働きもしない旅人のAさんはこう語る。
「俺は海外に行っても絶対に海老だけは食わねえ! 美味いのは知ってるけど食わねえ!」と。
Aさんは海老アレルギーでもないし、甲殻類アレルギーでもない。海老が嫌いなわけでもないし、むしろ海老が好きすぎて海老フライを食べに名古屋まで行く海老マニアである。
ではどうして、海外では海老を食べないのだろうか? 食あたりが怖いなら、名まで食べなければいいのでは? その理由を聞いてみた。
「海外で生の海老なんか死んでも食わねえ! 焼いても煮ても絶対に食わねえ! なぜなら、どんなに火を通した海老だろうと当たるときは当たるからだ。新鮮でも、さっきまで生きてた海老でも、当たるときは当たる! そして俺はけっこう当たりまくってきた! 全身が蕁麻疹だらけになって死にそうになった。だから死んでも海老だけは海外で食わねえ! 死んでしまう!」(Aさん 談)
Aさんが海老を怖がる理由はわかったが、丸の内OLのXさんは「私なんて一度も海老に当たったことない。タイで生の海老たくさん食べたけどむしろ元気になって超楽しかった♪ ハワイでも夜景見ながらでかい海老を食べたよ」と話していた。
Aさんの言うように、食べなきゃ当たる確率0パーセントなのは理解できるが、せっかく魚介類の美味しい国に行くのだから、Xさんのように美味しい海老を食べたいもの。
皆さんは海外に行っても絶対に食べない料理はあるだろうか?
海老はハワイでもタイでもフランスでも美味しい料理だし、食べないのはもったいないと思うのだが……。
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