カンボジアのアンコールワットは、世界的に有名な世界遺産のひとつだ。
人間の歴史を語る上で欠かせない遺跡なのは確かであり、かつて強大な王都が存在していた証拠でもある。
そんなアンコールワットに、日本人が書いた落書きがあるという。ここには世界中の人たちが落書きをしているが、いったいどんな日本語が落書きされているのだろうか? 実際に行ってみると……。
アンコールワット内部には、無数の落書きがあった。
英語、中国語、タイ語、いろいろあったが、なかなか日本語が見つからない。あれ? もしかしてあれは……。
確かに「埼玉県入間郡」と書かれた落書きがあった!
いつ書かれたものなのか不明だが、1879年(明治12年)に入間郡が作られたので、それ以降の年代となる。埼玉県から来た人が書いたのだろうか?
落書きというより、鋭利なもので彫って書かれている。これを修復するとなると石壁を削り取らなくてはならない。
なんとも悲しい事実だが、こういう落書きも何百年かすれば歴史的なものに変化するのだろうか?
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