『孤独のグルメ』の原作者・久住昌之さんが愛したラーメン屋『江ぐち』をご存知でしょうか?
東京・三鷹にあったラーメン屋で、極めてシンプルながら、じわじわくる魚介ダシの透き通ったスープが、尾を引く美味しさを感じさせて人気を博していました。
現在はすでに閉店してしまいましたが、その流れを受け継いだ『中華そば みたか』が開店し、多くのラーメン好きの舌を癒やしています。
『中華そば みたか』は、『江ぐち』時代に店員だったご夫婦がオープン。
調理師の常連客もくわわって『江ぐち』の味を受け継いでいるといいます。
ここのラーメンはあまりにも繊細。独特なコシのある麺は、蕎麦にも通じるはごたえを感じさせます。
スープは醤油ベースのあっさり系で、スープを一滴も残らず飲み干せるほど繊細でクリアなテイスト。
最初は物足りないかな? と思う人もいるようですが、食べているうちにヤミツキになって、完食後にはもう一杯食べたくなっているという不思議な魅力があります。
「店員さんの笑顔が好き」という常連客もいるくらい、店員さんの接客から愛情が感じられます。
動きの節々に気遣いがあるのです。
ここにきたら隠しオーダーの「チャーシューワンタン麺のチャーシュー増し麺かため半熟卵入り」を注文すると、未知なる美味しさを体験できますよ。
あっさりとしたチャーシューが繊細なスープを吸収して、上品な旨味を生んでいるのもわかります。
どうやって生卵を半熟にするか、その方法はご自分の目で確かめてみてください。
『中華そば みたか』には、伝統と、優しさと、美味しさがあります。
店名: 中華そば みたか
住所: 東京都三鷹市下連雀3-27-9 地下1階
営業: 11:00~14:00 17:00~20:30
休日: 月曜日・第一第三日曜日
記事: 東京メインディッシュ https://main-dish.com/