スリランカ人が作った、本格的なスリランカカレー。
そして生パッションフルーツを食べられるカフェがある。どちらもカフェらしからぬメニューだが、売り切れるほど絶っピンなのだとか。
東京都渋谷区にある『カフェヌック』(cafe nook)は、カフェのようでバーのようでもある、不思議な地下空間。スリランカカレーが出てきそうな雰囲気は感じられない。
店主はスリランカ人ではなく日本人。どうやってスリランカ人の手作りカレーを提供しているのか?
店主のカレーに対する徹底的なこだわりなのか、わざわざスリランカ人が作ったカレーを別のところから持ってきているそうだ。
本物のスリランカカレー、スリランカ人が作ったのなら味に間違いはない?
店主の一押しはリアルレッドカレー。名前からして辛そうだが、店主も「本当はこれがお勧めなんですが本当に辛いので……」と言ってるので辛いのは確かだろう。
だが、ここで気の迷いを起こして他のカレーを注文してはならないと断言しておこう。
確かに辛い。だが、辛さを感じた数秒後には衝撃を受けるほど爽やかさが訪れる。まるで自分の体の中を風が通って行くかのような感覚である。これはハマる。
しっかり辛いが、しっかりチキン本来のジューシーさと旨味が感じられるのが良い。
カレーの後は、生パッションフルーツを楽しみたい。果肉をスプーンで取り出せるように丁寧に切られた生パッションフルーツは、仮想の世界の果物のよう。
食べると濃厚に感じるが、実は食感がまったりしているのでそう錯覚するだけ。実は引き締まるすっきりとした味わい。カレーに生パッションフルーツ、最高である。
カフェヌック
東京都渋谷区代々木1-37-3
12:00~22:00 土13:00~22:00
日曜祝日定休日
記事: 東京メインディッシュ https://main-dish.com/